宝冠意匠帖
ほうかんいしょうちょう
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ラウンドブリリアント(トルコフスキー型)
ラウンドブリリアント(トルコフスキー型)
今のダイヤの型。1919 年にトルコフスキーが示した比(テーブル 53%・クラウン角 34.5°・パビリオン角 40.75°、ガードルの厚みを 0 とした理論の値)を元にする(推定)。外形は正円で 57〜58 面、キューレットは点。広まるのは 1930 年代からで、1939 年までの宝飾ではまだ少ない(推定)。下の面が長く、上から見ると細かい矢じりの形が並ぶので、古いブリリアントとすぐ見分けられる。
外形
円
面の数
57〜58
使われた時代
1919〜(広まるのは 1930 年代〜)
面の並び
上から
横から
下から
アトリエの石と同じ式で描いた線画です。テーブルの中の細い線は、パビリオンの面が映った線(漫画の描き方)。
描くときのポイント
1
上から: 正円の外形に、差し渡しの 0.53 の八角のテーブル。中心にキューレットを描かず、下の面は長い細い矢じりの放射にする(今の目安でロワーハーフ率 0.75〜0.80、推定)。
2
横から: 全体の深さは差し渡しの約 0.59。クラウンの高さ約 0.16、パビリオンの深さ約 0.43(式から出した値)。
3
1939 年より前の場面に描くときは、オールドヨーロピアンかトランジショナルにすると時代が合う。
4
実寸で 2mm 以下に描く周りの石・パヴェの粒は面を描かず、外形の円に星形を 1 つ入れた記号にする。3〜6mm はテーブルとベゼル 8 だけ、6mm 以上で全部の面を描く(推定)。